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アクティブラーニングと単元を貫く言語活動 その2

このエントリーにはその1が存在します。

アクティブラーニングと単元を貫く言語活動 その1
アクティブラーニングと単元を貫く言語活動 その1
学校で大学の先生を招いて行った研修のメモをそのまま載せておきます。 整理したりしていないので(一応少しはしました)、意味不明な点もあるとは...

その1にも書きましたが、お約束。

学校で大学の先生を招いて行った研修のメモをそのまま載せておきます。
整理したりしていないので(一応少しはしました)、意味不明な点もあるとは思いますが、世に出しておかないと読まれもしないと思うので、とりあえず公開。

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国語科の指導事項について

国語科における指導事項は、本の指導要領解説の130ページを見て欲しい。
そこには、指導事項と言語活動例が載っている。

指導事項→付けたい力

本の指導要領解説には、130ページから指導事項と言語活動例が掲載されている。
指導事項は付けたい力で、その学年が終わるまでに付けさせたい力です。文の末尾に「~ができる」と付けることができる。

言語活動例→付けたい力を付けるための手段

どのようにその力を付けさせるのかを具体的に示している。

話すことと書くことの指導が混同しないようにする

話すことはもう少し即興的。下書きをどこまでも準備させない。4年生くらいから、スモールステップで下書きを簡潔にしていく。
話すための原稿用紙は、普通の原稿用紙と違うものを準備する。話すことの原稿用紙には、音声表現上の留意点を書くことが出来るようにする。
例えば、横書きの原稿用紙の場合、音声表現上の留意点が右側にかけるように、右側に余白が大きくある原稿用紙はどうか。
300字で1分…1枚で1分になるような原稿用紙。

—-ここから本当にメモ書きなので意味不明な記述もありますが、そのままメモで載せておきます—-

話し合いの指導

話し合いの前に拡散的な話し合いなのか収束的な話し合いなのかを確かめるくせをつける

  • 考えを確かめる
  • 考えを広げる(拡散的)
  • 考えをまとめる(収束的)
  • 考えを出し合う(問題解決的)

問題解決的な話し合いには、ジグソー的な話し合いがある。

書くことの指導

書くことの指導でまず意識することは、文章を書く手順が、学習過程になっていることをメタ認知させること。

課題設定・取材→構成→記述→推敲→交流 の流れ。
小学生では、思い出そう→順序を決めよう→書いてみよう→間違いを直そう→読み合おう とすることができる。

何度もやるうちに、学習者は自走しはじめる。

読書指導について

読書を広めるために、本を置いておくのと共に、お気に入りの場所に名前を書いた付箋を貼っておくだけでも、読書が広がっていく。

単元を貫く言語活動について

今までの言語活動は細切りだった→単元全体を通して同じ言語活動に取り組む中で、様々な力を身につける
「リーフレットで紹介しよう」を設定した場合、リーフレットを単に作るだけで無く、リーフレットを作ることで身につく力がある。
力が付くように、意図的にこちらが単元を設計する。

読むこと(文学的な文章)の言語活動例

演じる、劇化する、朗読する→ペープサート、音読発表会、読み聞かせ、朗読劇
感想を述べる、感想を交流する→読書感想文、人物(作者)に手紙を書く、感想発表会
紹介する、推薦する→本の帯、人物相関図、POP、ビブリオバトル
重ねて読む、比べて読む、批評する→ブックトーク、ベスト3、アンソロジー、書評
置き換える→続きを書く、視点を変えて書く

質疑応答

アクティブラーニング=子どもたちによる課題設定?

課題は子どもだけで見つけられるものでもない。
教師から最適な課題を出すことも大事。

一方で、子どもたちに課題を設定させる大切さを身につけさせることも必要なので、小さな課題を作らせる経験を積ませる。

言語活動に飽きが来ている?

すばらしい言語活動は何度やっても良いのでは?
新しいアイデアの元は、奇をてらった物で無くて良い。

子どもたちの生活で見たり触れたりするものがよい。
大人になったら、Amazonのレビューや食べログに投稿するようになる。繋がりますか?

評価の手立て

毎時間全ての評価を下すことは実質できないのでは無いか
まずはボーダーラインを設定し、それよりも下のC評価の子を探し、手立てを講じるべき。
その後、A評価の子に気がつくようにする。

うーん。まとまってませんが、こんな感じの研修でした。