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学力向上委員会での一コマ

夏休み中の研修、校内での学力向上委員会での一コマです。
この前、校内の学力向上委員会というものに学年主任に代わって出席してきました。
自分の校内での役目は、「崩す」ことだと思っているので(概念、常識を崩すという意味です。学級を崩すということでは…ないと思いたい。笑)、いちいち色々な文言に対して意見を言ってきました。正直会議が長引いたのは私のせいです、すみません。
特に面白かったのは、校内で共通の規律に関する目標を作り、掲示しようという提案。
まず私がくってかかります。
押しつけなら反対、教員サイドだってやるべき事はある。話を聞くって、その聞く話は本当に価値のあるものを話しているのか。無駄な話を押しつけで聞かせていたら、聞くことの価値を見いだせずに聞かない児童が出る。こっちも改善すべきだ。という感じです。(ギリギリの若さに任せて暴論吐いてます。笑)
そんな意見に対して、年配の先生方が自分のライフストーリーを交えながら、「自分もそう思って寄席にいったことがある。」「自分もそう思って話し方について意識したことがある。」、「でも、「聞くこと」の指導って大切なんだよ、せんせ」みたいに諭してくださいました。
すごく嬉しかったし、楽しかった。
そこなんだよなぁ。そこが知りたいし聞きたいんだよなぁ。
先生方の歩んできた道があって、今の考え方がある。淡々と歩んでいる先生なんてほぼ居ないはずなんだよね。
研修会なんかで聞く自慢話、武勇伝じゃなくって、こんな悩みを持っている時期があった、こんな風に考えが変化していった、そんなことを話すような余裕こそが、今の職員室には必要なんじゃないかなぁ。
そして、その風土が少しでもある、今の職場は本当に恵まれた場だと再確認できました。ありがたいね。

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