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「わからない」を伝えるのって、実は勇気がいるのではないか

学び合いスタイルをしていて気づいたことがあります。
それは、分からない、って伝えることは実は結構な勇気が要るんじゃ無いかな、と言うことです。

一斉授業では、「わからない」を見つけるのは教師の役割です。机間指導、ミニテスト、いろんな工夫で見つけ出し、指導をしていきます。

教師が見落とすこともあります。教師に拾い上げられても、5分かそこら問答をすると、時間切れです。いずれの場合においても、授業中静かに集中しているようにしてさえいれば、分からないことに関して積極的に伝える必要は無かった訳です。テストが悪くても、誰も怒ったりはしませんし。

ところが、学び合いはそうはいきません。全員が達成するためには、分からないけど静かにやり過ごしていた子が、分からないことを自分から伝える必要が出てきます。

これって、実はかなりのハードルだと思うんですよ。
分からないから教えて、って言いたい気持ちと、今まで静かにやり過ごしていたからどうやって言えば良いのか分からないって気持ち、その両方とも自分の中に成立していて、なんて言えば分からなくなる。

ただ、一回そのハードルを越せればあとは言えるんです。

だから、その一回のハードルを、確実に飛ばしてあげること。
それが、教師のやることになってきます。

勉強が必要なところです。私にも明確な答えが出ていません。

と言うわけで、また本を読み直さないと。

あれ、知らないうちにもう一冊出てる…。

今の実践に自信が持てたら買うことにします。笑

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